脳科学の知見を応用する [勉強・学習]
脳科学の進歩によって、脳の働きや性質が解明されつつあります。それらの知見のなかには、勉強に役立つものもいろいろあります。
例えば、睡眠中には記憶が定着しやすいという性質。睡眠に入る直前に、ワンポイント的に復習するという勉強法につながります。
また、“一連のもの”の場合、最初と最後のあたりが記憶に残りやすいという性質。英単語を覚える場合に、並び順を変えながら覚えていくとよい、とわかります。
集中して勉強してる時に出る脳波はアルファ波であり、逆に脳波をアルファ波に誘導することで自然に集中できるという性質。バイノーラルビート音源でアルファ波を発生させ、集中して勉強するというテクニックのヒントになっています。
このように、脳科学の知見は勉強の効率アップに役立ちます。脳科学について、基本的な事だけでも良いので学んでみてはどうでしょうか。
学習に役立つ情報をネット上にクリッピング [勉強・学習]
インターネット上のサイトを閲覧していると、自分の勉強・学習に役立つ情報を発見することがあります。特定のテーマを解説した記事や、受験勉強法に関する記事、試験の動向がわかる記事など、有用な情報がいろいろなあります。
そのような情報はふだんから1ヶ所にクリッピングしておきましょう。すぐに利用しないにしても、いずれ利用する可能性があれば、迷わずにストックしておきましょう。
クリッピングする場所としてはネット上が便利です。Evernoteの無料サービスを使えば、ネット上にある記事や自分作成したドキュメントを簡単に、ネット上にストックすることができます。
しかも、PCからもスマホからも同じ情報を見ることができるので、たいへん便利です。自宅のPCでクリップした記事を外出先でスマホで見たり、逆に、スマホでクリップした記事を自宅のPCでじっくり読んだりすることもできます。
音声教材の作成と音声合成ソフト [勉強・学習]
音声講座、音声教材にはいくつものメリットがあります。
1.他の事をしながら学習できる
2.受け身でも学習が可能
3.視覚の他に聴覚を併用することで覚えやすい
4.再生速度を速くすれば学習時間を短縮できる
ただ、自分の勉強したいジャンルや受験予定の試験対策の良い音声教材があるとは限りません。そこで、自分で音声教材(もどき)を作ってしまうという手もあります。
参考書を自分で読んで録音し、音声ファイルにしてしまえばよいのです。自分で読むのが嫌なら、音声合成ソフトを利用する方法もあります。
ただし、参考書の内容がテキストファイルになっていないとだめです。テキストファイルさえあれば、音声合成ソフトがかなり自然な日本語で読みあげてくれます。もちろん、音声ファイルに変換するのも簡単にできます。
ちなみに、私は「かんたん!AITalk Ⅱ Plus」という音声合成ソフトを利用していますが、音声の品質には満足しています。
受験勉強で重要な記憶作業 [勉強・学習]
資格試験や大学入試のような大きな試験では、知っているだけで解答できるような問題はあまりありません。知っている知識を使って考えるという要素が求められます。しかし、考えるための前提となる知識を持っていなければ話にならないのも事実です。そして、そのような知識はかなりのボリュームになります。
つまり、受験勉強で大量の記憶作業は必ず発生するものであり、避けて通れないということです。しかも、単に記憶しただけで、応用力を養成する時間が無くなってしまっては、合格点を取ることができません。
そこで、応用力養成の時間を確保するために、記憶すべき知識は短期間で覚えてしまうことが重要です。記憶作業を効率化するためには、いわゆる記憶術を利用することができます。
記憶術には色々なテクニックがあります。自分の受ける試験に合ったものを選んで利用すれば、大きなメリットがあるはずです。
数字を覚えるのに威力を発揮する記憶術、歴史科目に特化した記憶術、論述式試験向きの記憶術、漢字のための記憶術、英単語のための記憶術など、特定の分野を対象にした記憶術もあります。
一方、広い範囲をカバーした総合的な記憶術もあります。有名なものとしては藤本憲幸氏の記憶術があります。藤本氏は記憶術日本一になった人で、その教えを受けた弟子からも記憶術の名人が出ています。
英作文の学習法 [勉強・学習]
勉強の一般的なスタイルは、基本的な知識を理解したあと、いろいろな問題を解いて知識を定着させるとともに応用力を養うというものです。
言うまでもなく、問題を解く段階では正解できたかどうかが重要なチェックポイントです。ところが、問題集の模範解答を見ても、正解できたのかどうかがよくわからない問題もあります。論述式に解答しなければならない問題がそうです。
自分の解答が模範解答とぴったり一致することはあまりなく、完ぺきな正解なのか、それとも減点されるのかが自分では判断できないことがけっこうあります。
英作文の問題は基本的に論述式の問題と同じで、自分で採点するのが難しいジャンルですね。私は過去に、何となく自己採点していましたが・・・・・
今はインターネット上に英作文専用の添削サービスを行っているサイトがあります。そういったサイトを利用すれば、安心して英作文の学習を勧められますね。興味がある人は、「英作文添削サイト」で検索してみてください。
試験勉強での速読のメリット [勉強・学習]
試験勉強時や、試験の時に、速読の能力が高いと非常に有利になります。
試験勉強時は、参考書の同じページ数を読み返す(復習する)のに、短い時間ですみます。例えば、4倍のスピードで読めば、4分の1の時間で済みます。同じ時間なら4回読めるわけです。(速読法の練習を行うと4倍のスピードくらいには十分に到達可能)
つまり、復習の回数を増やすことができるので、記憶の面でも効果が期待できます。
また、試験時には、設問に余裕を持って取り組むことができます。長文を読むのに8分かかっていたとすると、4倍のスピードなら2分で読み終わります。残りの6分は設問について考える時間にまわせるので、非常に有利ですね。
速読自体は、試験対策に大きなメリットがあります。
いくつかの点に注意すれば、必ず試験に役立つはずです。
● 論理的な文章を対象とした速読法を学ぶ
● 短時間で身につけられる速読法を学ぶ
● 練習の労力・時間と交換のバランスをよく考える
お勧めの速読法としては、松平勝男さんの試験に役立つ左脳型速読術があります。
最適な学習スケジュールを作るシステム? [勉強・学習]
今回書く内容は、私自身が体験したわけでも、具体的に知っているわけでもありません。むしろ、詳細を未確認だけど気になっている、というものです。そのため、興味のある人は独自に調べてください。
自己流の勉強法だと、新規の学習や復習のタイミング、ボリュームなどが、ひどく非効率的なことが少なくありません。これを、コンピュータを使って最適化しようという話です。
実際に、東京にあるザ・プリンストン・レビューという語学スクールで利用しており、華々しい成果を上げているようです。海外の超一流大学合格者を多数排出しているというのです。
記憶の理論などに基づいてコンピュータが計算した学習スケジュールは無駄がありません。そのため、必要な知識を最も効率的に身につけることができるらしいのです。
こうしたシステムはまだ一般的ではありません。
しかし、将来的には多くの人が利用するようになるのかもしれませんね。
アファメーションとサブリミナル [心理面の対策]
何か願望を叶えたい時にアファメーションが有効であることは広く認められています。世界的に成功者たちの多くが、(意識しているかどうかは別にして)アファメーションを実践しているといいます。
アファメーションは短い暗示文を繰り返し見たり読んだり聞いたりすることで、そのイメージを潜在意識に作り、効果的に願望を叶えるテクニックです。例えば試験関係なら、
「私は行政書士試験に合格する。」
「私は楽しく試験勉強をしている。」
といったポジティブな文を、習慣的に見たり読んだり聞いたりするのです。そのために、暗示文を手帳に書いて持ち歩いたり、大きく紙に書いて壁に貼ったり、録音してスマフォに入れたりするわけです。
アファメーションは非常に手軽にできるというメリットがある反面、潜在意識に染み込むのに時間がかかったりします。これは顕在意識が邪魔をしてメッセージが潜在意識にまで届き難いからです。
この弱点を解消するのがサブリミナルです。意識に上らないくらい短時間の映像や、意識に上らない周波数の音声でアファメーションを行なうと、顕在意識に邪魔されずに潜在意識にメッセージを届けることができます。
要するに、サブリミナルを利用すると、アファメーションで効果的に自己暗示をかけることができるのです。PCで手軽にサブリミナルを利用したアファメーションを行なえるソフトがあります。「サブリミナルブレイン」というソフトです。興味のある方は確認してみてください。
動画投稿サイトを活用した勉強 [勉強・学習]
YouTubeなどの動画投稿サイトには、勉強に役立つもたくさんあります。特に、英語の学習には有用です。
ただし、注意しなければならないこともあります。例えば、標準的な英語を学ぼうとしている日本人には適切でない英語も多いんですね。つまり、スラングや訛りの強い英語も多い、ということです。
それだけ『生の英語』だと見ることもできるわけで、上級者にとっては逆に良い教材なのかもしれません。
一般の英語初級・中級者は、ニュースやドキュメンタリーなどの動画を選ぶとよいでしょう。そこに出てくる英語の表現や発音は標準的なものですし、直ぐに使えそうな英語も学べます。また、既に内容を知っているニュースだと、学習の負担が少なくてやりやすいでしょう。
YouTubeなどには、英語や外国語系以外の勉強・学習用教材もたくさんあります。最近はウェブサイト上で動画教材を提供したり、セミナーの映像をYouTubeで公開したりすることがよく行われています。高校受験用の教材なども見受けられますね。
必要に応じて、さがしてみると良いでしょう。
例えば、『社労士試験 教材 YouTube』などのように、
ネットで検索してみてください。
受験勉強にも使える記憶術 [勉強・学習]
記憶術は多くのことを記憶したいときに使う方法です。記憶術が身に付けば受験勉強にも使えますし、普段の生活にも使えて便利ですよね。そこで、いくつか基本的な記憶術を紹介したいと思います。
「場所法」
場所を思い浮かべ、そこに覚えたいものを置き換えるという方法です。例えば自宅の机や椅子でもいいですし、架空の物を思い浮かべてもかまいません。この方法は「基礎結合法」や「ジャーニー法」とも言われていて最も基本的な記憶術です。
「置換法」
先ほどの場所法と少し似ていますが、数字などを別のものに置き換えて覚える方法です。
「片手指法」
5つの項目を片手の指1本ずつに対応させ覚えるという方法。左手の小指が1、薬指が2、中指が3、人差し指が4、親指が5、というかんじです。また「両手指法」はこれと同じで両手10本の指にそれぞれ対応させ覚えるといった方法です。
「時計法」
12の項目を時計の文字盤に対応させ覚えるという方法。
その他にもいくつかあるので覚えておくときっと役に立つと思いますよ。